1 - 30/件 全2件
案件の内容
病院内の集中治療室等で使用される記録システムの開発に携わって頂きます。 ・既存開発品のエンハンス・保守
求めるスキル
・VC++での開発経験(3年以上) ・Windows formでのアプリケーション開発経験 ・Visual Studioでの開発経験 ・基礎的なSQLの理解、経験(システムではOracleを使用) ・バージョン管理ツール(SVN)の使用経験
案件担当のコメント
・服装の規定があります。 男性:スーツ(ネクタイ不要) 女性:ビジネスカジュアル
1 - 30/件 全2件
【概要】 VC++(Visual C++)は、マイクロソフトが開発したC++をベースとした統合開発環境(IDE)の一つです。C++の機能をフルにサポートするとともに、Windowsアプリケーションの開発を容易にするための多数のライブラリとツールを提供しています。 【実用例】 VC++は、Windowsベースのデスクトップアプリケーションの開発に広く使われています。具体的には、Microsoft Officeのような大規模な商用アプリケーションから、企業の内部ツールや専用ソフトウェアまで、さまざまな規模と目的のプロジェクトで利用されています。 【開発言語としての特性】 VC++は、C++の標準機能を提供するとともに、マイクロソフト独自の拡張(Windows APIやCOMなど)を含んでいます。また、統合開発環境としての特性も持ち合わせており、コードエディタ、デバッガ、コンパイラ、ビルド自動化ツールなど、開発に必要な一連のツールを一元化して提供しています。 【別の開発言語と比較して競合性、優位性】 VC++はC++の一部であり、他のC++コンパイラ(GCC、Clangなど)と同等の機能を持つとともに、マイクロソフトが提供するWindows開発のための拡張によって競争力を持っています。その一方で、VC++の主な使用範囲はWindowsアプリケーションであるため、クロスプラットフォームの開発が必要な場合は、GCCやClangのような他のコンパイラが適しています。 【代表的なフレームワーク】 VC++でよく使われるフレームワークには、Microsoft Foundation Class(MFC)とActive Template Library(ATL)があります。これらはWindowsアプリケーションの開発を助けるためのライブラリ集であり、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)やCOMオブジェクトの作成など、さまざまな機能を提供しています。 【現状の需要と今後の見込み】 VC++は、Windows環境でのC++開発において依然として高い需要を持っています。その理由の一つは、多くの既存のWindowsアプリケーションがVC++で書かれており、その保守やアップデートにVC++が必要だからです。また、C++が求められるパフォーマンスが必要な新しいプロジェクトでも、VC++はよく使われます。一方で、よりモダンな開発環境や言語(C#や.NETなど)に移行する傾向もあるため、その需要は変動する可能性があります。 【必要な開癱環境】 VC++を使用するためには、Visual Studioというマイクロソフトの統合開発環境が必要です。Visual StudioにはC++開発に必要な一連のツール(エディタ、コンパイラ、デバッガなど)が含まれており、VC++をフルに活用することができます。 【無償で開発できるか】 Visual Studioは有料版と無償版(Community Edition)があり、無償版でもC++の開発は可能です。ただし、商用利用には一定の制限があります。また、マイクロソフトが提供するWindowsのAPIやライブラリの利用についても、ライセンス条件を確認する必要があります。 【学習難易度】 VC++の学習難易度は、一部がC++の知識に依存します。C++自体は学習難易度が高い言語ですが、VC++特有の部分(WindowsのAPIやMFCなど)も含めると、全体の学習難易度はさらに高くなります。しかし、Visual Studioの提供するリッチな開発環境は、デバッグやコード管理などの面で学習をサポートします。 【まとめ】 VC++は、Windowsベースのアプリケーション開発に強力なツールを提供する言語と開発環境です。その競争力は、マイクロソフトが提供する豊富なライブラリとツール、そしてVisual Studioという統合開発環境によるサポートによるところが大きいです。一方で、クロスプラットフォーム開発やモダンな開発スタイルを求める場合には、他の言語や環境が適しているかもしれません。VC++の学習は困難ですが、それは同時に深い理解と高い技術力を養う機会でもあります。